公認心理士・臨床発達心理士・保育士・幼稚園教諭・作業療法士・介護福祉士・児童指導員などの専門的知識を持ったスタッフが対応します。
毎月第三金曜日(時々変更になりますので、事前にご確認ください)に、20時から保護者や支援者向けに、子育ての宝探し「発達障害相談勉強会」を行っています。
お子さんのこと、ご自身のこと、関わる子どものこと、どんな内容でも相談したり、どうしたら良いか?どう言うものなのか気軽に参加してもらえる場として毎月開催しています。
児童発達支援 にっこり相談室の療育内容について詳しく記載しております。
子どもにとっては遊ぶことが一番の仕事であり療育になってきます。
ただ一言に遊びと言ってもその中には様々な活動や要素が含まれています。楽しく過ごす中で子どもたちの特性に合わせて内容を考えて様々な体験を積んでいきます。
学習すること・体験すること・未認知能力の獲得・社会性(ソーシャルスキル)の獲得・微差運動や粗大運動といった、活動や作業を通しての様々な運動機能や神経の発達。
これらは、自発的に集中し目的を持って遊ぶ、何より楽しいと言う好奇心を持ち、リラックスしつつも集中している環境だからこそ、とても大きく成長する側面があります。
詳しくは見学のときにお話いたしますのでお気軽にお越しください。
見学に来ると、特別なことでなく、一見普通に遊んでいるように見えるかもしれません。
子どもが一番の成長するのは、興味を持ったことを楽しみ集中しているときです。また、特別なことでないからこそ、家に帰ってからもできる内容でもあります。
子ども自身が持っている成長する力を、最大限発揮できるよう、支援を行っていきます。
にっこり相談室では子供と一緒に参加していただきときには少し離れて保護者の方にも参加して(学んで)いただきます。学ぶといっても、難しく考えなくて大丈夫です。
子どもにとって保護者がいることでの安心感があります、お子さんと一緒に遊んでいただいても大丈夫ですし、少し離れられるなら、様々な本を用意しているのでそれを読んだり、子どもの様子や職員とのかかわりを観察したり、普段の大変なことや困ったことの愚痴や相談等々を話していただいたり、他の保護者とお話してみたり。
毎日子育てに追われる中で、少しホッとできる場所として、ママたちが笑顔になるお手伝いが出来たらと考えています。また、一緒に過ごすことにより、普段の親子のコミュニケーションの様子を見ることができますので、困った行動への対処や、より成長につながるかかわり方などを一緒に考えたり伝えたりしていくことができます。
子どものことで困ったことにたいして、どうやって対応したらいいか具体的にお伝えすることで、ほんの少し子どもへの関わり方を変えてみると、子どもの行動が大きく変化することがあります。
なぜなら子どもに一番接するのがお父さんお母さんだからです。にっこり相談室では保護者のかたへの支援にも力を入れいるのは、こうした一番身近でお子さんと接し、一番影響力のある保護者の方を支えるのがとても大切だからです。
個の保護者の影響力は、小さいほど大きいです、思春期になるころにはほとんどなくなってしまいます。なので、これも早期発見早期療育の効果の一つと言えるかもしれませんね。
にっこり相談室は、困ったときの駆け込み寺を目指しています。勉強しなくちゃいけないと構えなくて大丈夫ですので、困ったことあればどうしたらよいか聞いてみてください。
そこで新しい知識を得ることや、活動の中で面白そうだな、そんなのがあるんだと、ちょっとした気づきが大切です。
にっこり相談室ではアドラー心理学を中心に様々な心理学をもとにして支援をおこなっております。
アドラー心理学は、アルフレッド・アドラー博士が提唱した、個人心理学というのが正式名称なのですが、通称アドラー心理学と呼ばれています。アドラー心理学で一皆さんが知っているであろう番有名な言葉は、『劣等感』です。劣等感という言葉と定義を作ったのはアドラーになりますが劣等感を悪いものでなく、それがあるから成長していく力としても考えています。また、勇気づけの子育て、嫌われる勇気、ほめない叱らない子育て等どこかで聞いたことがあるかもしれません。アドラー心理学は対人関係や教育・子育てなどを特に得意としている心理学で、勇気づけとは、困難にぶつかったときにそれを乗り越えるエネルギーを増やしてあげることともいえます。
あまり知られていませんが、アドラーは世界で初めて児童相談所を作ったり、様々な対人支援を行っていました。アドラーの後継者が、学校で教育困難な子どもたちに必要なのは薬ではなくて勇気づけだと言ったように、子どもたちや保護者の方、支援者の方への勇気づけが一番成長を手助けする力となります。そしてその対応法は、現在では応用行動分析(ABA)と呼ばれたり、様々な心理学にも取り入れられており、具体的にわかりやすく対応法等をお伝えしています。
入学前の年齢では特に小さければ小さいほど、診断という形では出てきません。
子どもに診断名をつけることが目的ではなく、今困っていることに早めにアプローチすることで二次障害を防いだり、成長を促すことができ、大きくなったときに大きな差が出てきますので、早期の支援が大切になってきます。
皆さん心配されることに、相談すると、自分の子がもしかすると障害があると言われてしまうのでは、うちの子が悪いもののように扱われてしまうのではと考えて躊躇されてしまうという声もよく聞きます。「障害」なんてつくとびっくりしますし、不安になったり、心配なのは当然のことと思います。
けれども、にっこり相談室は診断をするところではありません。子育てで気になったり困ったりしたとき、躓いたり困っているところ、得意なところ、そうした特性を把握し、またどうしたら一番この子が成長できるのか、困らないで済むのか、ママやパパ先生たちも含め、みんなが笑顔で過ごせるようお手伝いするのがにっこり相談室のお仕事です。
守秘義務のある専門家が対応いたしますので、あまり重く考えずに、お気軽にご相談にきてくださいね。